小説を書いてみた(中編)
喫茶店内、
「私の名前は【勇ヶ崎 美緒(ゆうがざき みお)】。
至って普通の
最強
デュエリストです。
藤本さんよろしくです。」
「よ・・・よろしく・・。
(普通の人は最強デュエリストって言わないと思う・・。)」
「まずはいきなりデュエルを要求してしまい申し訳ないです。
どうしてもあなたとデュエルがしたかったのです。」
「別にいいけど・・・ていうか私のこと知ってるんですね。」
「ええ、あなたのことは名前以外のことも知っていますよ。」
「遊戯王・・・いや、どんなカードゲームでも負けたことが1度も無いためこう名付けられた。
カードゲームクイーン
・・・っと言われるほどに!」
「まぁ・・・確かにそう言われているけど、運がいいだけよ・・・。」
「ふっ、強者がよく言いがちなセリフですね。
実に倒しがいがある、ふふふ。」
「カードゲームクイーン!
あなたにこの【デュエルモンスターズ】で勝負を申し込む!」
「はぁ・・・デッキは一応あるからやろうと思えば出来るわ。
だけど本当に私、運がいいだけなのよね。」
「まぁ【運も実力の内】と言うではありませんか。
さてあとは・・・」
「デュエル開始の宣言をしろその辺の客!」
彼女たちの近くの席に座っていたサングラスをかけている客の1人が飛び上がる。
直後、右手を上に伸ばし、
「デュエル開始ィ!」
「デュエル!」
「デュ・・・デュエル・・・・。
(ノリのいい客だな・・・。)」