遊戯王の小説っぽいの(エクストラの歴史編)
前回からの続きとなっています。
「今エクストラデッキと呼ばれているデッキですが、
かつては【融合デッキ】と呼ばれていたのです。」
「【融合デッキ】、つまり融合モンスターしか入れられなかったってこと?」
「その通りです。
この頃はまだ15枚縛りは無く無制限に入れ放題でした。
ですが【あること】が起こったのです。」
「あること・・・?」
「それはずばり、
シンクロ召喚の登場!
これによって変化しました。」
「シンクロ召喚・・・。
そういえば【融合デッキ】って名前だったわよね。
「いえいえ。
【シンクロ召喚】の登場により【融合デッキ】から【エクストラデッキ】へと名前が変わりました。」
「あ、【エクストラデッキ】って呼び方結構昔なのね。」
「そして【シンクロ召喚】の登場により【エクストラデッキ】に15枚制限となりました。」
「そうそこよ。
どうして制限入れたのかしら?」
「実に単純な話です。
シンクロ召喚が強い!
からなのです。」
「【融合召喚】には融合素材2枚と融合魔法カードが基本必要です。
一方【シンクロ召喚】はチューナーとそれ以外のモンスターで足し算をしますね。
さて藤本さん、どちらが召喚しやすいですか?」
「【シンクロ召喚】ね。
【融合召喚】は素材となるモンスター揃えても融合魔法カードが無いと基本召喚出来ないわね。
何より融合魔法カードでデッキ枚数が増えて入れられないカードとかありそうね。」
「そういうことです。
召喚しやすいのでレベルに応じて色々と状況に対応しやすいです。
このままでは【融合召喚】が危ういので15枚制限が付いたのです。」
「なるほどね。
今考えると制限付いてなかったらバランス酷いことになっていそうね。」
「・・・・・ん?
ということは、もしEX無制限な環境になったらどうなるのかしら?」