遊戯王の小説っぽいの(昼ご飯)
勇ヶ崎の通う高校の昼ご飯時、
「・・・・・・・・・・・・。」
「(弁当持っていくの忘れてたあああああ!)」
弁当を持っていないのに気が付いたのは昼ご飯時のときだ。
母の作ってくれた弁当をバッグから取り出そうとしたとき、どれだけバッグの中を漁っても見つからなかった。
「(だがしかし!幸いにも購買があります!
ここは財布を持ってパンを買いに行きましょう!)」
勇ヶ崎の所持金・・・・・
60円。
「(しまったあああああああああああああ!
最近パックを買ってしまったからああああああ!
ま・・・まずいです・・・このままでは私のライフポイントが0に・・・。)」
LP8000→LP7000
「(くううううううううううううう!
今日の朝ママがいないせいでえええええええ!)」
LP7000→LP6000
「(うぐぅ!空腹が・・・・。
で・・・ですが・・・ぼっち・・いやクール系の私には恵んでくれる人はいません。
ここは耐えるしかありません・・・。
ですがただ耐えるだけでは・・・ここは妄想・・いや想像デュエルでなんとかするしかありません・・・。)」
LP6000→LP4000
妄想デュエル開始から3分後、
「(<召喚獣メルカバー>で裏守備表示に攻撃・・・破壊されたモンスターは<キラー・トマト>うぐあああああああ!
何故そんなモンスターにした私!トマトは腹が空くうううううう!
食べ物の名が入ったモンスターは空腹にダイレクトアタックうううううううう!)」
LP4000→LP2000
すると、クラスメイトの女子が勇ヶ崎の異変に気付き近づいてくる。
「勇ヶ崎さんどうしたの?どこか体悪いの?」
「いいいいいいいいいいえ!ととと特にわるいところはありましぇんよ!
この通り元気ですよ元気!」
LP2000→LP500
その時であった。
『ぐううううううううううううううう・・・!』
勇ヶ崎の腹が空腹すぎて鳴る。
それをクラスメイト全員が聞く。
「あっ(察し)。卵焼きちょっとあげるね。」
「じゃあ私のミートボール1個もあげるわね。」
「サンドイッチ半分こしよっか。」
「・・・・・・・・・・・・。
アリガトウゴザイマス・・・。」
おまけ:クラスメイト達の勇ヶ崎への印象
「ポンコツ系。」
「なんかクールぶってるけどポンコツだよね。」
「私コーヒー飲んでる勇ヶ崎さん見たけど彼女青ざめてたわね。」
「なんかカードゲームやってるの見てるけどドヤ顔の後によくリアクション芸人みたいな絶望顔のあとに発狂してたわねー。」